WebRTCはビデオチャットをより便利にする!

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仕事をする際、電話やメールでの意識の共有が難しいと感じたことはありませんか?そんな時、インターネットを通じてビデオ会議を開くという方法があります。

ビデオ会議システムは、ストレスなくスムーズにやりとりができ、非常に便利で多くのシーンに活用することが可能です。

・・・という夢のようなビデオ会議システムを宣言する会社が多いでしょう。

しかし、現実は少し違います。システムが正しく設定されていれば、基本的にスムーズにやりとりができますが、会議前にカメラやスピーカーの調整をしたり、アプリの更新をしたりなど、面倒な状況になってしまったことはありませんか?

ビデオ会議を単純化するニーズを満たす

Highfive社(本社レッドウッドシティ、カリフォルニア州)はビデオ会議の”周り”の作業を単純化するため、高質なビデオ会議機材(上記の画像)を開発しました。

スローガンは「no pin codes, no passwords, no cables」です。

しかし、ビデオ会議に参加するためには、Highfiveの専用アプリをダウンロードしなければなりません。

同じ企業なら、標準でパソコンにインストールされていることが多いですが、外部の方とビデオ会議を開きたいとき、お互いに同じアプリをダウンロードして、インストールして、設定して・・・という手間があります。

アプリすら不要

ビデオ会議の利便性をさらに向上するため、HighfiveのエンジニアはWebRTCの強さを使って、先月ブラウザー用のソリューションを発表しました。

Join in Browserのサイト

Join by Browserというその新しいソリューションは、WebRTCを使ってアプリ不要のビデオ会議を開くことができます。ブラウザーでURLを入力するだけで会議に参加できるのです。Join by Browserは会議室専用ハードウェア(カメラやマイクなど)の操作ができ、統合されているのだとか。(Highfiveの好評なビデオ会議機材とシームレスに接していれば可能でしょうが、他社の機材はどこまで使えるかはまだ不明です。)v

ソフトウェアダウンロードが好きな人はいない。会議に遅刻する原因となり、参加できないことも。一般的にフラストレーションの原因になる。Join by Browserを使って、ダウンロード自体を無くし、Highfiveを一番使いやすいビデオ会議のツールにする。
~ Shan Sinha氏、CEO

(スローガンに「… no download」を追加できますね。)

Join by Browserは画面共有、映像拡大と縮小、参加者管理などビデオ会議の一般的な機能が標準装備されていて、会議室(ルーム)のURL先をシェアすれば誰でも簡単に参加できます。

WebRTCを使う一番の強みは、前回説明した通り、現代ブラウザーを使用すれば、WebRTCが使えることです。余分なアプリやプラグインをダウンロードしたり、混乱させたりすることなく、無駄な時間を節約することができます。

ブラウザー使用率IEとOpera Mini以外、WebRTCは使える!(ソース:Can I use… ?

現状、Join by BrowserはGoogle Chrome 60+のみ対応。Apple Safariは今後数週間で、Microsoft EdgeとMozilla Firefoxは今後数カ月で対応予定です。

実際に Join by Browser をテストしたNo Jitterの編集者によりますと、体験は革命的ではありませんでした。しかし、WebRTCがいかにシンプルなものかというとは実証されました。

Web会議、Web商談システムの検討をしている方がいらっしゃれば、WebRTCのシステムを導入してみて、その感触を確かめてみてはいかがでしょうか。

WebRTCはこれから普及する技術です。Highfiveはビデオ会議のために活用していますが、他に活用シーンが山ほどあります。

WebRTCの実装を延期しすぎる企業は、リアルタイムコミュニケーションに乗り遅れると言っても過言ではありません。


ソース:

Latest evidence comes from Highfive, which adds WebRTC-enabled browser-based video calling to its in-room and cloud video portfolio.
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