私はデジタルホワイトボード(電子黒板、インタラクティブホワイトボードともいう)が楽しそうな技術ですね。
ビデオ会議をしながら、デジタルホワイトボードにデータを映って自分で書いたメモが離れた場所にいるメンバーの端末に反映されます。
また、お互いにデジタルホワイトボードを持っていたら、同時にメモを書くことにより、コラボレーションを向上できます。
デジタルホワイトボードの魅力を感じたのは私だけではないようです。IT大手のGoogleとMicrosoftは近年、電子黒板を発売しました。
デジタルホワイトボードの種類
まだ新しいプロダクトですので、使い道がこれから増えるかと思いますが、現在のデジタルホワイトボードの種類が主に二つあります。
近接コラボレーションタイプ
UC&Cは聞いたことがありますか?Unified Communication & Collaboration(ユニファイド・コミュニケーション&コラボレーション)の略で、様々な伝達手段を統合して利用することができるような技術やシステム、サービスなどのことを指します。
大画面コラボレーションデバイスはまさかUC&Cを現実化する製品です。
有名な例はマルチスクリーン対応のBluescapeとnureva span systemです。
遠隔コラボレーションタイプ
一方、遠隔労働者のコラボレーションを向上するタッチスクリーンデバイスがあります。
先ほどのGoogle JamboardとMicrosoft Surface Hubの他に、Cisco Sparkが挙げられます。
スクリーンシェアリングタイプ
スクリーンシェアリングデバイスは複数の端末を簡単に接続できるボックスです。おかげでケーブルを変えたり、アダプターを使用したりすることが不要になります。Polycom PanoとDisplayNote Montageが代表します。
デジタルホワイトボードの問題
デジタルホワイトボードというコンセプトはは良さそうですが、まだ問題がいくつかあります。
まず、高いです。とても高いです。どれだけ印象的な物であっても何十万円のデバイスを購入する前に、当然使用の上効率と生産性をどれぐらい上げられるかは知りたいです。
また、ラーニングカーブ(経験曲線)があります。実感的ではあるでしょうが、まだ一般的な技術になっていないため、フル活用ができるまでお金と時間がかかるでしょう。
現状、デジタルホワイトボードを創造する会社はまだマーケットを探しています。Cisco、MicrosoftとGoogleは(相変わらず)自社で既に存在する製品やサービスに加えて唯一の物を作っています(例えばGoogle JamboardはG Suite登録が必要です)。一方、Polycomはよりオープンな形で、相互運用可能な製品を提供しています。
デジタルホワイトボードの将来
個人的に、デジタルホワイトボードにマーケットがあり、これから市場が伸びると思っています。テレワークやグローバルな世界の中で、デジタルホワイトボードはユニファイド・コミュニケーションを現実するため助けになる技術の一つです。
しかし、使う利点が見当たるまで、ベンダーがこの新しい端末を一般化するため、どうすれば良いか考えなければなりません。